2015年から始まった「北海道小児等在宅医療連携拠点事業 」。
札幌の医療法人稲生会さんがそれより以前から独自事業として初めておられた、医療的ケアが必要な子どもさんが札幌以外の地域でも暮らせるようにと応援する活動がありました。
まだまだ未知の世界の、医療的ケアを必要とする子どもさんの在宅生活。
それを支援するための具体的な方法や情報提供などを、全道各地域に出向いて応援する活動。
そこに、2015年からYeLLの事業が重なるかたちで、土畠先生(写真前列右から二人目)が中心となり、全道各地で意見交換会や研修会を開催されていました。
そんな中で、十勝にも何度も足を運んでくださり、医療的ケアが必要な子どもたちが置かれいる現状や課題を話す機会がありました。
「十勝でも何かやってみないですか?」と、土畠先生のつぶやきがきっかで、まずは シンポジウム を開催してみることになったのが2016年です。
けして首をかしげ眉間にシワを寄せて話してはいない。
足りないことばかりを嘆くのではなく、とかちの強みや、なったらいいなぁを話し終えた時には、写真の様な笑顔でした。
できることから初めてみよう。
まずはシンポジウムにどなたに登壇いただくかあれこれと。それぞれが思いを巡らせると、お話を聞きたい方が沢山いらして…
「その方のお話聞いてみたい!」
「へー そんな活動している人が十勝にいらっしゃるんだ」と、盛り上がりました。
難しく考えず、まずは初めて、動きながら考えよう!
何ができるか、何のために…も漠然している、でもこの仲間となら何かできる気がする熱量は確かにありました。
さて、何かはじまるのか…