2024年10月6日(日)に「五感 De 運動会 2024」を開催しました。
今年で5回目を迎える「五感 De 運動会」。 会場は昨年同様、帯広畜産大学体育館。
昨年は11月開催ということで寒さも心配されましたが、今年は10月、見事な秋晴れに恵まれ、気温も空気もほっこりあったかい、そんな一日になりました。
今年は8人の子どもたちが主役です。例年の運動会プログラムに今回新たな試みとして追加されたのが「コーヒータイム」と「縁日タイム」。 運動会にコーヒー?縁日?詳細は後ほど。さて今年はどんな運動会になりますやら!
ルールはチームごとにいろいろな運動を経験して、「五感で感じて、心が動いたら」 ポイントを加算していきます。それはどんな心の動きでも構いません。楽しい、嬉しいはもちろん、ちょっと怖いとかびっくりもポイント対象。
またまた判定&MCは、ちくだいKIPのボス・フレディ村田マーキュリー(国際審判)。フレディの声、子どもたち、保護者の皆さんの笑い声とともに今年も多くのポイントが加算されていきました。
保護者さま応援合戦:ドキドキ💓ジェスチャー伝言ゲーム
最初の種目は、お父さんお母さん参加のアイスブレイクゲーム。昨年同様シンプルなジェスチャー伝言ゲームですが、これやっぱどこでやるにもオススメ笑。途中、迷走したのに最後は正解するなんていう奇跡も見られました。
時間のない中でしたが、皆さんの笑顔は引き出せたと思います。ここはもっと激しい動きでもいいかもしれませんね!次回以降、新しいゲームを試してみたいと思います。
第1種目:エアトラゆらゆら感情振れ幅対決
こちらも毎年お馴染みのエアトランポリンに乗って、周りが揺らす、跳ねる大混乱の企画です。これは果たして子どもたちにとって良いのかどうかいまだにわかりませんが、なんせもっとも心が動くゲームでもあります。
誰かが言っていましたが、人間って「やったー」ってジャンプするじゃないですか。「やったー」がなくてもジャンプしていれば「やったー」の気持ちになってくるらしいです笑。
KIPでも大切にしているジャンプをここでも皆さんと挑戦できました。お子さんたちは声を出したり笑ったりして喜んでくれました!
第2種目:スピードスターは安全に 〜A whole new world~
こちら、バギーで疾走する企画です。バギーを強く押して疾走することなんてないんじゃないですかね?お子さんたちもそれには驚きの様子でしたし、スピード感に楽しそうな声や表情も伺うことができました。
「A whole new world」の副題は何かというと、今年は台車を魔法のじゅうたんに見立ててそれをロープで引っ張り、乗るのはお父さんお母さん、というものだったのですが、グダリました笑。でも全体を通して「わけがわからなくてもいい」というコンセプトでございますので、多少のグダリは愛嬌ということでご承知いただいております!
コーヒータイム&縁日タイム
さて、今年から新しく仲間に加わっていただいた森田美紀さんによる「May Coffee Time」では種目間の休憩タイムのリラックスを演出するため特別に出店いただきました!
森田さんは中札内村を中心に自家焙煎コーヒーを卸していらっしゃる方です。
▼MayCoffee(@maycoffee.to) • Instagram写真と動画
>> https://www.instagram.com/maycoffee.to/
お父さんお母さんのリラックスタイムに美味しいコーヒー、カフェラテ、お子様にはジュースとお菓子をご提供いただきました。コーヒーのいい香りに包まれて、穏やかな休憩時間になりました。
大人はコーヒー、子どもたちはなんと、みんな大好き縁日です!帯広大谷短期大学看護科の学生ボランティアさん、帯広コア専門学校の介護福祉課の先生によるご協力で実現しました。
こちらの縁日、一緒に運動会に来る「きょうだい児」の皆さんが飽きないようにというコンセプトで取り入れられました。でも結局みんなが楽しむ形に!運動会の中でも自由なコミュニケーションの時間があるってとてもよかったです。情報交換の場にもなったし、子ども同士の交流もありました。イベントってつい色々企画を用意しがちなんですけど、環境だけ設定して自由に交流というスタイルでも新しいイベントができるかもしれませんね。
運動会というかゲームセンター?楽しい想像は尽きません。両企画にご協力いただいた皆さまにこの場をお借りして心から御礼申し上げます!
第3種目:箱の中身はなんだろな 〜箱中What’s thisゲーム2024~
さて、気を取り直して運動会の続きです。最終種目は言わずもがな、数多のバラエティ番組でやられてきた”それ”です。この運動会は「五感」を使うことにも重きを置いていますので、嗅覚・触覚を刺激したいわけですね。それで答えを知る瞬間は視覚に訴えかける。
今年のお題は「パイナップル」「カニの足」「豚足」でした。特に豚足はややヘビーかなとも思いましたし、回答時に「きゃー」なんてリアクションがあるかなと思っていましたが…、そんなこともなく、皆さんの積極性に豚足もお足上げ(お手上げ)の様子。皆さんこちらも正解を次々と叩き出しながら、感情露わにしてポイントを量産していきました…。
結果発表ならびに表彰的な
最後の結果…、
優勝は、オレンジチーム 360ポイント
2位は、レッドチーム 300ポイント
3位は、グリーンチーム 295ポイント
毎年いい感じの接戦具合ですが、今年は少し差がつきましたね。子どもたちも何年か参加してコツをつかんできたかな。そろそろ全然違う運動会を企画しないと笑。
帯広看護専門学校の一年生の皆さんが作成してくださった手作り表彰状が授与されました。とってもかわいい!!当日来られなかった学生さんたちが、参加する子どもたち、ひとりひとり思い浮かべて作ってくださいました。嬉しすぎる泣。
今年もたくさんの笑顔に会うことができました。個人的な話ですが、今回、ちくだいKIPのインターン生(大学4年生)がスタッフとして参加してくれました。五感De運動会を経て、来年の入社を決めてくれました。新しい仲間たちとともに、運動会自体も進化していきたいですね。
ご協力くださいました皆さま、まことにありがとうございました!
この様子は、その日の夕方の「北海道ニュースUHB」でも取り上げていただきました!
一般社団法人 ちくだいKIP
理事 村田 浩一郎