すっかり朝晩が冷える季節になりましたが、皆さん体調はいかがでしょうか? 手洗い・うがいの風邪予防をしっかりして、元気な毎日を過ごしましょう!!
さて、帯広市内で活動されている二つのデイサービスについて、2回に分けてワタクシ平井 啓太がインタビュー形式でご紹介していきたいと思います。
まずは、いつも「いぇーる in とかち」の活動を応援して下さっている【 特定非営利活動法人 共生シンフォニー 重症心身障がい児者通所施設 ぐらんつ 】さんです!
今回お話を伺ったのは、管理者の工藤 祐哉(くどう ゆうや)さんです!
―― こちらのデイサービスはいつオープンされたのですか?
工藤:平成29年の1月にオープンしました。 開設当初は児童発達支援と生活介護を行なっていましたが、地域の現状を知り、同年10月に放課後等デイサービスも開始をしています。
―― なるほど。どんな思いがありオープンしたのでしょうか?
工藤:私は他の施設で介護士として働いていましたが、今から5年程前に現理事長の米澤から「この子たちは在宅で生活する以外に、どこにも行く場所がないんだよ」と数名の医療的ケア児に会わせてもらいました。
それまでは、そんな事は考える事も無かったのでショックと、「どうにか出来ないものか」と思いました。 間髪入れずに米澤より「一緒にデイサービスを作ろう」と言われて、返事をしてからはアッと言う間に事が進み今に至っています
――(笑)
工藤:でも、ぐらんつで仕事をしていて本当に楽しいです! ここに通ってくれている子たち、十人十色の生き方・考え方に伴走したいと思い関わっています。
―― Σ(・□・;)へぇ~ 例えばどういう事でしょう?
工藤:高校を卒業したくらいの歳の子なら、髪の毛の1つも染めますよね?いや、染めたいと思うんですよ(笑) それを障がいがあるから出来ない・・と諦めるんじゃなくて、お母さんと相談して、やってみたいという事なら地域の美容師さんと協力して染髪する。
洋服も、着させやすい物ではなくて、年代に合わせたオシャレな服を着る。 そうしたら、外に行く楽しみが出来るでしょう? 障がい者だって立派な社会の一員です。 行きたいところに行き、見たい物を見る。それが当たり前に出来る社会を作っていきたいんです!
―― 素晴らしい熱い想いですね!最後に「ぐらんつ」の自慢は?
工藤:なんと言ってもスタッフのみんなです! ウチは最新の設備も無ければ、遊び道具も手作りが多いです(笑) でも、来てくれた方 一人ひとりとしっかり関わってくれるスタッフがいます。
目の前の方が何を望んでいるのかを感じ取って、お母さんと相談して、想いを実現するために行動する。そんな頼りになるスタッフは本当に自慢ですね!
本当に熱い想いをもった管理者の工藤さん。「いつでも見学OKです!」とおっしゃって下さいました。
「近所のスーパーに行ったり、地域の催し物などに積極的に参加しています。」「実際に外に出向くことで、色々な発見があって楽しいですよ!」「ぜひ街で私達を見かけたら気軽に声を掛けていただきたいですね!」
一人ひとりの事をスタッフ全員で考えて、周りの仲間たちと共に想いを実現させる。
まさに「共生シンフォニー ~ともに奏でる~ 」ですね♪
「こんな事も出来るかなぁ?」と、気になった方はお電話をしてみてはいかがでしょうか?
特定非営利活動法人 共生シンフォニー 重症心身障がい児者通所施設 ぐらんつ
住所:帯広市西17条南3丁目22番地15
電話:0155-67-5257
メール:granz.tokachi@gmail.com
Facebookページ:https://www.facebook.com/granz.tokachi/