前回に引き続き、帯広市内で活動されているデイサービスのご紹介を、ワタクシ平井 啓太 が(前回も好評だった)インタビュー形式でさせていただきます。
今回ご紹介するのは【 特定非営利活動法人 U-mitte 重症児デイサービス プエオキッズ 】さんです。
お話を伺ったのは、管理者の貴戸 多香美さんです!
―― 建物がとても新しくキレイですね!いつオープンされたのですか?
貴戸:プエオキッズは今年の6月にオープンしています。 新型コロナウイルスの影響でスタッフの研修や実習が出来ず大変な思いをしました。 それでも、心強い仲間や地域の皆さんのサポートのおかげで、無事ここまでたどり着けています。
―― どのようなキッカケで重症児デイを始めようと思われたのですか?
貴戸:2019年11月に重症児デイネットワーク会長の鈴木由夫さんの講演を聞いた時に、「なければ創ればいい」という言葉がありました。 私自身、障がいを持つ子の母親として生活の中で困ることがあったし、困っている人がいることも知っていました。
これは「やるしかない!」と思い、その場で鈴木さんに相談に行き、「母が創る事に意味がある」というアドバイスを頂きました。
札幌で私と同じような境遇で、同じように福祉サービスを展開している宮本佳江さんからも応援をもらい、NPOの申請を行ない、仲間を集め、建物を建てて、気付いたらオープン(笑)
―― 思い立ってから半年で (・ω・ノ)ノ!?!?
貴戸:これも考えに賛同して集まってくれたスタッフ・仲間のおかげです。 あとは、先ほどご紹介した重症児デイネットワーク会長の鈴木さんから、ノウハウもアドバイスを頂けたことが本当に助かりました。
―― 実際にオープンされて子どもや保護者さんと関わってみてどうですか?
貴戸:私自身も当事者なので良くわかるのですが、お母さん達は本当に大変!文字通り「ネコの手も借りたい」時がたくさんあります。 そんな時でも、「大丈夫です」とか「頑張ります」というお母さんが多いです。
生活の基盤を作ることがまずは大切。 どんな些細なことでも相談して欲しいし、私たちもお母さん達が出す「小さなサイン」を見逃さずにいたいですね。
あとは当事者同士のつながり作りも進めています。「お母さん会」を立ち上げて、お互い当事者だからこそ言える・伝わる場所となって欲しいです。
―― 素晴らしい取り組みですね♪これからのプエオキッズさんの活躍に期待しています!最後に自慢ポイントを教えて下さい!
貴戸:やっぱり、スタッフのみんなですね! 本当にプロフェッショナルな仲間なので(笑) 私は「安心・安全があって楽しめる」と考えています。今後は病院などと医療連携を深めて、信頼して預けてもらえる場所を目指していきたいですね。
インタビューをしていても、あたたか~い人柄が伝わってくる貴戸さんでした。。。
当事者ならではの気付きや想いがたくさん詰め込まれたプエオキッズ。
これからたくさんの「愛」「幸せ」が生まれる場所になることをお祈りいたします♪
インタビューの最後には「住み慣れた十勝・帯広で一緒に生き抜きましょう!」というコメントもいただいています!
ホームページやFacebookページもあり、常に更新されていますので、是非ともチェックしてみてください♪
特定非営利活動法人 U-mitte 重症児デイサービス プエオキッズ
住所:帯広市西5条南41丁目1−10
電話:0155-29-3067
メール:info@u-mitte.jp
ホームページ:https://u-mitte.jp/
Facebookページ:https://www.facebook.com/pueo.kids/